『Smash TV』から『War Games: Space Dementia』まで。サバイバルを生き抜く

8 年前

War Games: Space Dementia』でバトルシップに乗って最後まで生き残り、自分のゲームスキルを皆に知らしめよう!

ダーウィンも「生き残る種というのは、最も強いものでもなければ、最も知能の高いものでもない。 変わりゆく環境に最も適応できる種が生き残るのである。」という名言を残しましたが、これはバーチャルの世界にも言えます。現代を生きる多くの人々は、ゲームを通して生き残りの瀬戸際をサバイブしています。極限の危険な環境や、自分のキャラクターが生き残るためにどうしたらいいのかの最善の選択を迫られます。そして、それぞれのゲーム内の新しい環境にいち早く適応したプレーヤーが一番早く上達しゲームをクリアできるとも言えます。

サバイバルと適者生存は、常に大きな人類のテーマとして扱われ、テレビ、映画、文学、ゲームを通して表現されてきました。例えば、Sprittedの最新作『War Games: Space Dementia』でいうと、宇宙の環境への適応、エイリアンの攻撃と侵略への反撃として自分の宇宙船から迎撃することになります。早く適応し、生存することはできるかな?

このパソコン、iPad、iPhone、Android対応端末でプレイできるhtml5ゲームは、25年前に発売されたアーケードゲーム「Smash TV」にインスパイアされています。コアなゲームファンだと知っている人もいるかも?1990年前に発売され、舞台は1999年の当時の未来を描いたものでした。この作品で操作可能なキャラクターは、近未来の人気テレビ番組の出演者という設定です。生放送でコメンテーターがいて、出演者の狙いは賞金や賞品。でも箱を開けてみれば、それよりも重要なのは、自分の命を守ること。つまり自分自身のサバイバルゲームがテレビ番組として放送されてしまうのです。プレーヤーは、アイテムを手に入れつつ自分を危機に晒すすべての敵を倒していきます。別々の部屋を開いて行き、ドローン、ミュータント、ラスボスのモンスターなどに立ち向かっていくことになります。

この感じ、聞き覚えないですか?「ハンガーゲーム」シリーズのストーリーにそっくりですよね。未来のひん曲がったテレビリアリティショーがどんな想定外の方向に進んでしまうのかというものです。「Smash TV」は、1987年に公開された映画「The Running Man」にインスパイアを受けています。冤罪で牢獄に捕らえられているアーノルド・シュワルッツェネッガーがあるテレビ番組の視聴者から課される数々の試練を乗り越えていくというものでした。

War Games: Space Dementia』は、これらのテレビ番組とは直接的な関係はないものの、根底のアイデア自体は「Smash TV」に関係しています。傍から見たときのゲームコンセプトといえば敵の宇宙船をビーム光線で倒していき、落した武器やエネルギーを拾っていっていくつもの面をクリアしていくというもの。プレイ方法は、マウスとキーボードの両方を使うデュアルスティックシューターとなっています。「Smash TV」の時代でいうと、アーケードゲームでのデュアルジョイスティックを使ったプレイというのは画期的なものでした。しかし「Robotron: 2084」にヒントを得ることになります。この1982年発売の作品も実は着想のきっかけとなっています。この作品は、2084年の主人公が人類に牙を剥いたロボットたちを倒していき、生存者たちを救っていくというものでした。

最後にまとめると、ダーウィングの適者生存の理論は、人々の奥深い悩みの答えを提言したもので、現代のゲームや娯楽表現にまで反映されているということです。『War Games: Space Dementia』も例外ではない、ということを自分の目で確かめてみてください!今すぐプレイ!

パウラ・ヒル・アロンソ著

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